2011年4月7日木曜日

子供達の遊び相手

柴田町の仙台大(朴沢泰治学長)は6日、学生と教員で組織した「災害ボランティア」を東日本大震災で大きな被害を受けた亘理町などに派遣した。活動の第1弾として亘理町から要請を受け、中・高校生用のジャージーとTシャツを取引業者から調達。4、5両日にはジャージー5000着とTシャツ7000枚の仕分け作業を行った。
仙台大では03年4月、「ボランティアセンター」を設立。学生の登録を始めたり、継続して行ったボランティア活動を単位として認定する制度を導入した。09年度のボランティアで要請依頼は113件、延べ約1200人が活動した。
今回の大震災では個人の意思で災害ボランティアに登録し活動している学生も多いが、仙台大は「体育・健康福祉・栄養」など各分野を生かそうと「チーム仙台大災害ボランティア」として活動することにした。
当面は登録学生50人と、医師免許や看護師免許などを持つ教職員30人の計80人が参加。亘理町と東京電力福島第1原発の事故に伴う避難民を受け入れている柴田町で、(1)がれきの撤去作業(2)エコノミー症候群予防の運動指導(3)要援護者の見守り(4)子供の遊び相手と学習支援(5)支援物資・衣類など提供と仕分け作業--などに当たる。
朴沢学長は「1000年に1度とも言うべき大震災で、組織的ボランティアを立ち上げた。有意義な活動ができることを期待したい」と話した

防犯カメラ

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